「嘘まみれの嫌煙キャンペーンを大学人はどう考えるのか」室井尚

原文:
http://www.bekkoame.ne.jp/~hmuroi/kenen.html

養老猛って喫煙者なんですね。彼の本を読んでいて感じる詰めの甘さ、感覚の鈍さは何なのだろうと前々から疑問に思っていたのですが、納得しました。

コメント:
http://d.hatena.ne.jp/Sampo/20051003
http://cruel.org/other/smoking.html

この山形浩生氏による二件目のコメントも、読んでいない本を「なにやら変な本」と呼んだりと問題はありますが。とはいえ室井氏の、以下の反論は酷い。

http://tanshin.cocolog-nifty.com/tanshin/2005/10/post_1e9e.html

病気というのは弱い箇所に出るのだ。20代の頃疲れがたまると必ず親不知が痛んだ。30代では慢性盲腸炎の発作が起こった。身体の一番弱っている場所に病気や症状は出てくる。ヘビースモーカーが呼吸器系の病気になりやすいのも基本的にはそういうことにすぎない。タバコやめたら、別のところ、たとえば胃や腸にガンが起こりやすくなるだけのことだと思うね。どっちにしても死ぬんだから、原因別死亡率などは相対的なデータにすぎない。

とか言う人なので、その程度のコンディション作り、意識作りで通用するような学問をやっている人なのでしょう。まあ、その程度で教員として通用してしまう今の大学に問題があるのかもしれないけど。