2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「危険な正露丸の服用」

http://d.hatena.ne.jp/shuntaro777/20050627/p9これ本当なんでしょうか。>医学関係の人 昔は結構飲んでた気がするので、衝撃です。

「頭がいい人、悪い人の話し方」樋口裕一著

売れているようなので、買ってみました。第1章第1節を読んだのですが、「あなたの周りのバカ上司」の例として、次のような例が挙げられています。 「道徳的説教ばかりする」 「努力が大事」「真心をもって行動すれば、必ず報われる」「思いやりの心が大切…

薔薇の名前

この映画は見直すたびに、新しい発見があって面白さが増していく。おそらく、その間に勉強した中世史の知識や、ヨーロッパ旅行の経験などによって、個々のプロットや演出の意図が理解できるようになっていくからだ。たとえば前回の鑑賞時には、まだ自分の中…

赤塚不二夫名作選〜型にはまる、型を破る、ということ

名作選(2)の「天才バカボン」と(4)の「レッツラゴン」を購入。赤塚不二夫氏は 『おそ松くん』のユーモアが『天才バカボン』でナンセンスに近づき、『レッツラゴン』でシュールに発展した。これは、オレの目指していた世界だった と述べているそうだが、これ…

電車男について(ターザンカフェより)

以下の部分は、電車男という作品の批評ではなく、電車男というエピソードが生まれて、作品化されて、それが受けているという社会的状況の背後には何があるのか、という視点になっているのが面白いです。 映画を見ての話だがあの電車男を見ていると、すべての…

理解と論理

id:bonebluebandさんから「僕はA君を理解出来ないが君のA君の理解は間違っている」という論理は成り立つでしょうか?」という難しい質問をもらいました。仮に「A君」を(かなり単純化してしまいますが)「A君が真だと信じている命題の集合」={Φ|B(A)(Φ)}と…

断りを入れる

最近いくつかのブログでみかけた例なのですが、「〜するのは良くない」という論旨のことを書いた後に、「いや、〜することを完全否定するわけじゃないんですよ、でも〜」と断りを入れる人がいます。これは好ましくない態度だと思うのです。そもそも何故その…

No World Order: Gamma Ray

一曲目のInduction〜二曲目Dethrone Tyrannyのイントロは、K-1の放映中にかかることで有名*1。しかし二曲目をK-1でかかる箇所より先まで聞くと、あまりの生粋のジャーマンメタルぶりに驚きました。更に驚くのは発売が2001年であることで、ここに至ってなお守…

音楽バトン

id:su1さんとid:argonathさんからmusical batonというのが来ていて困りました。こういう(↓)ものらしいです。 http://kotonoha.main.jp/2005/06/14musical-baton.html 今パソコンに入っている音楽ファイルの容量 19.2GB。 今になってイヤなのは、ビットレー…

今日なるほど、と思った言葉

俺の場合は、体力的にはきついけど、つらいと感じたことは一度もないな! スクワット1000回やれって言われても、「猪木や馬場もやってたんだ」と思えばどうってことないよ。先輩達がそうやってスターになっていくのを見て、先がわかってるからつらくは感じな…

サプリメントの選択基準

マルチビタミン・ミネラル等のサプリメントを選ぶ際の基準は、今のところ 新鮮で安全な野菜や果物をまるごとフリーズドライにしたものであること 数多くの食材を材料としていること 「つなぎ」が安全であること の三つであろうと思います。最近は「〜は〜と…

スープレックスの練習方法

ここに「スープレックス」「練習方法」という検索語で来てくれた人がいるようなのですが、期待されたような情報がないことを申し訳なく思いました。やっぱり首ブリッジから始めるのが良いのでしょうか。

ビュッフォンの針の問題

http://d.hatena.ne.jp/Cream/20050610#p1を読んで初めて知りました。取りあえずGoogleで調べて、http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~yamamoto/buffon.pdf などを読んでみたのですが、針の長さが平行線の間隔より短いと仮定したうえで「まず針が一本の線と…

私の國語教室:福田恆存

福田恆存さんはシェイクスピアの翻訳で有名。以前いろいろな訳を比べた際に「福田さんしかない!」と思ったものです。以下は新潮文庫版の「ハムレット」より。 ハムレット 死骸というものは、腐るまでどのくらいかかるものだな? 第一の道化 (中略)まあ、…

「世間」とは何か:阿部謹也

ヨーロッパの場合には中世以来諸学の根底に共通の哲学と神学がある。いわば共通の世界観があり、それを前提として諸学の形式が決まってきたのである。わが国においては事情はまったく異なっている。 (中略) 明治以降西欧の学問が輸入され、特定の分野では…

船曳建夫「言葉とこころ−「学」」

私は、先生と生徒の間に起きていることは先生の「教え」ではなく、生徒の「学び」だと考えている。先生はどのように教育するかを考えるのではなく、生徒がどのように学習するかを考えるべきである。教育と学習の両方が必要だろうというのは、ほとんど間違っ…

国学はじめました

訳あって小林秀雄の「本居宣長」を読もうと思い立ちました。しかし「本居宣長」における小林秀雄を“評価”するためには本居宣長を読まねばならず、取りあえず百科事典で本居宣長、契沖、荻生徂徠、国学、と云った辺りを調べて、明日から図書館でどんな本に当…

分かりやすさ(2)

家の中で下の話をしていて、「内容の重要性を分かっている生徒には日野先生方式でいいが、内容の重要性を分かっていない生徒には鈴木浩子さん方式がいいのではないか」という考えが出てきて、ちょっと逡巡しています。自分のこれまでの経験でいえば、その後…

分かりやすさ(3)

合気道の植芝盛平と柔道の嘉納治五郎の比較で、「植芝盛平の方が達人ではあるが、植芝は上達論を残せなかったのに対し、嘉納治五郎は誰でも強くなれる練習体系を考案したので、偉大なのは嘉納の方だ」という意見を見たことがあります。今日の柔道界の錚々た…

分かりやすさ

以下の二つは、教育における指導者と生徒の関係について、対立する意見になっています。 例えば一昔前、学校の教科書って《教科書マジック》っていうのがあって、わざとかどうかは知らないけれど、あえてわかりづらい表現になってる部分が意外に多かった。た…