国学はじめました

訳あって小林秀雄の「本居宣長」を読もうと思い立ちました。しかし「本居宣長」における小林秀雄を“評価”するためには本居宣長を読まねばならず、取りあえず百科事典で本居宣長、契沖、荻生徂徠国学、と云った辺りを調べて、明日から図書館でどんな本に当たるかを探るところで本日は終了。

これまで本居宣長についてあまり知らなかった、というのは、仕事柄きっと恥ずべきことなんだろうと思いつつ、彼の国学が、これまで別々に学んできた「平田篤胤以後の復古神道」と「国語学」の共通の祖であることを知って、点が線になったような感慨がありました。

取りあえず「古事記伝」などを読む前に、「詞玉緒」*1辺りから始めれば、その分野については自分なりに考えがあるので、対決できるかなあなどと考えています。

その後、家庭内では「宇宙物理学は古学だ!」などと大いに盛り上がりましたが、もう寝ます。

*1:日本語の係り結びの法則にを初めて発見し、分析した画期的な書。