フランシスコ・ザビエルの右腕

今日ラジオで聞いた話なんですが、「フランシスコ・ザビエルの右腕」という聖遺物がマカオにあるそうです。

フランシスコ・ザビエルは死後に奇跡を起こしたと言われているのですが、それは「死体が腐らなかった」という事です。彼の右腕の「肘から下」は、その奇跡の審査のためにローマに送られたのですが、それではマカオにある腕は何かというと「肘から肩まで」の上腕なのだそうです。

そして、なぜ彼の上腕がマカオにあるのかというと、当時禁教令が出て弾圧されていた日本のキリスト教信者を励ますために、日本に送られたものが、鎖国のため日本にたどり着くことができなかった、という経緯を辿ったのだとか。

現在はマカオキリスト教徒に大事にされているようですが、何だか印象深い話だったのでメモしておきます。