倖田來未を擁護する

倖田來未が「35になると羊水が腐る」と発言して、叩かれているようですが、この発言は僕自身のナチュラルな認識に近いので、世間の対応との間にギャップを感じています。その認識とは、もし何もしないで過ごしたならば、30を過ぎた辺りから(羊水どころか)体液が腐り始める、ということです。そのことをしっかりと認識したうえで、では腐らせないためには、何をすべきか、何をしていくか、ということが肝心なのであって、「根拠がない」「非科学的」といった反応をする人は、どれほど普段の発言が科学的なんでしょうか。

この「腐る」という言葉を補足しないと、倖田來未とひとまとめにして叩かれかねないので、意図を補足します。人間の身体は、切り離されれば数時間で腐るものであって、つまり新しい血が送られ続け、古い血が回収されない限り、腐ります。30を超えると、身体を使う仕事をしているか、定期的な運動をしている人以外は、身体の各部分に、切り離された状態に準ずる部分というか、新しい血が十分送られず、古い血が十分回収されない箇所が出てきますよね。そういう意味で、体液は放っておけば腐る、という認識です。

これはおそらく、25を超えたあたりから腐りはじめているのだけど、腐り始めは自覚がないので、そのまま30まで何もせずに過ごしてしまい、そうすると30を超えた辺りから、腐りを自覚しはじめる、ということではないかと思います。しかし、同時に体内感覚が衰えてきて、腐ってきていることに気付かないというか、慣れてしまう場合も多いように見受けられます。

それに対して何ができるかといえば、やはり身体機能の維持は、運動→栄養→休息、のサイクルが基本であり、筋肉に負荷を掛け、三大栄養素のバランスとタイミング+ビタミン・ミネラル・繊維・酵素+糖鎖、という各栄養素を食事とサプリメントで毎日計算して、よく寝るために心を整理しておく、ということに尽きると思います。ただ、最近難しいと感じているのは、このサイクルは「部位毎」に必要なのではないか、ということです。よく、運動→栄養→休息の話をすると「毎日歩いているから大丈夫」とか言う人がいるんですが、それだと足腰だけ、それも弱い有酸素運動だけですよね。とはいえ、スポーツが仕事というわけではないので、一日中時間を割けるわけでもなく、限られた時間のなかで、どうやってこのサイクルを全身で回していくか、というのが、今後の課題であって、その結果が身体の腐り具合を決定することでしょう。