PDF/X1準拠PDFファイルを作る

dvipsk→Adobe Distillerで、http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/ にある「PDFの作り方」→「Distillerの設定」に書かれている方法では

LaTeX + dvips(k) で作った PS ファイルを変換する際に “Warning: Ryumin-Light not found, using Font Substitution. Font cannot be embedded.” などという警告が出ますが,無視してかまいません。むしろこのように出るほうがフォントが埋め込まれず軽い PDF になります。この PDF を開くと,Ryumin-Light がなければMS 明朝または小塚明朝で表示されます。

となるが、PDF/X1規格では全てのフォントが埋め込まれている必要があるので、何とかしないといけない。

CIDフォントを使う方法→ps2pdfを使う

http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/~kakuto/win32-ptex/usecidings.html
http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/soft/node30.html (上のやり方との関連は?)

参考:wikipedia:ja:CIDフォント

機種依存文字の埋め込み

http://www.iir.me.ynu.ac.jp/~maeda/comp/pdftips.html

※どうも「CIDフォント」と「Type1フォント」というのは並列する概念ではないようなのですが、良く分かっていません。

追記

結局、知識不足というか、上の方法はどれもちょっと目的とずれていたようです。現在の結論としては(少なくともWindowsでは)以下の三つの方法のうちいずれかを用いるのが良さそう。

追記2

  • PDF/X-1への変換は、Acrobat Professional 8以降で「別名で保存」によって行う。そのまえに「アドバンスト」→「プリフライト」でPDF/X-1に変換できるかチェックしておく。文書のタイトルは入力しておく必要がある。PDF/X-1の条件については http://www.antenna.co.jp/PDF/reference/AboutPDFX.htm#a17 を参照。
  • dvipdfmx.cfgは

f psbase14.map
コメントアウトし、
f dlbase14.map
のコメントを外しておく。そうすると基本14書体は常に埋め込むようになる。

  • Computer Modernフォントはグリフをもたないため、プリフライトで「グリフがない」と言われてしまう。\usepackage{lmodern}で、Latin Modernフォント(Computer Modernフォントを改良しグリフを追加したフォント)を使用できる。
  • 「¥」マークの出力は、\usepackage{textcomp}して\textyen。amssymbの\yenでもいいが、こちらはグリフがないと言われる。
  • OTFパッケージについてはもう少し勉強する必要有り。http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?OTF#hf05d89a

http://www.geocities.jp/tanaken_1018/tex/dvipdfmx.html

  • 各ページについて、TrimBoxもしくはArtBoxの値が指定されていないと、プリフライトで「仕上がりサイズまたはアートサイズが指定されていない」と言われる。これを解決する方法がいまだ見つからない。mediabb.styで何とかなるかと期待したが、今のところ何ともならず。→その後、atbegshi: http://mirrors.med.harvard.edu/ctan/macros/latex/contrib/oberdiek/ をインストールして解決。PDF/X-1文書できました(あとでまとめないと)

GUI-Shellについてのメモ