マッハ!!!!!!!!

http://www.mach-movie.jp/

凄すぎて、ちょっとすぐにはレビューが書けません。格闘技的に見ても興味深く、アクションとストーリーの関係も基本線を守っていて*1、なおかつタイの文化と日本の文化を比べても大いに反省させられる、という優れた側面をいろいろ持ってはいるんですが、何といっても「ワイヤーなし」「CGなし」「スタントなし」を謳いながら、見た事もない動きを見た事もないスピードで立て続けに繰り出すトニー・ジャーの凄さに尽きるでしょう。ちなみに「仏像を取り返すため」という動機や、「寺で古式ムエタイの奥義を授けられた」という主人公の経歴も、これ以外ない、という感じです。

ところで公式サイトとかロゴを見ると「マッハ」のあとの「!」は8つなのですが、ただ「マッハ!」と書いてあるところもあり、正式にはどうなんでしょう。

*1:すなわち、アクション映画におけるストーリーの価値というのは、いかにアクションのお膳立てができるか、という観点から決まるということ。