郵政民営化とプロレス

 私は、「この郵政民営化よりももっと大事なことがある。」と言う人がたくさんいることも知っています。しかし、この郵政事業を民営化できないでどんな大改革ができるというんでしょうか。私は、前々からこう言っているんです。「行財政改革をせよといいながら郵政民営化に反対することは、『手足をしばって泳げ』と言うようなものだ。」と。

 本当に行政改革、財政改革をやるんだったら、郵政民営化の実現なしには進められません。
小泉内閣メールマガジン 第200号より)

上記の小泉首相の意見には賛成です。

「もっと年金や景気など、国民に密着した問題を取り扱うべき」という意見は、どうも未だに高度経済成長時代の、国の予算を回し合って「次、僕の番ね」的な意識に留まっているように思います。

ところで「造反組は公認しない」という小泉宣言は、実にプロレス的ですよね。その後の展開も「全選挙区に刺客を送る」とか、どんどんプロレス的になるような*1

ともあれ今回の選挙は、こっちにバトンが回ってきたわけですから、国民としては受けて立たなければなりますまい。

*1:でも「自民党をぶっ壊す」というあまりに言葉足らずなコメントは、天山的かも。