「同一性」に関する論文

「論理パラドクス」(三浦俊彦著、二見書房)を読んでいて、参考文献の中に「同一性」に関する哲学論文があったので、個人的な理由でメモ。

Lowe, E.J. (1982) "The Paradox of the 1,001 Cats" Analysis 42.1
Dauer, Francis (1973) "How to Reidentify the Parthenon" Analysis 33.2

以下は「自己同一性」に関して。

Willams, Bernard (1976) "Problems of the Self" (Cambridge U.P.)
デレク・パーフィット「理由と人格」草書房

ちなみに「論理パラドクス」という本自体は、集められている問題のラインアップは興味深いものの、著者の解答・解説に納得できるものが少ない。「広く浅くがポリシー」と公言する人は大概、広くもなく、ただ浅いだけのことが多いのは何故なのだろうか、というようなことを考えながら読んだ。