「女帝容認と男系至上の矛盾」

http://gekkankiroku.cocolog-nifty.com/edit/2005/08/post_f90b.html

これまで、天皇が「男性である」ことが要求されているのだと誤解していて、「推古天皇とかいたんだから、女性でもいいじゃない」程度に思っていたのですが、「男系」であり「男性」であることが要求されていたんですね。

たしかに生まれる子供の性別が男女等確率だとしても、「男系」のみだと先細りになるのは明確で、歴史上「男系」を維持してこられたのは「側室」が居たからだ、というのは目から鱗でした。現在の社会常識を優先するのか、「男系」であることを優先するのか、という問題ということなのでしょうか。

下記の報告書を読んだ限りでは、「女系」「女性」への拡大は妥当な改変なのではないかと思います。「側室」というオプションは全く考慮されていないようです。

皇室典範に関する有識者会議報告書」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html