賛成の反対
mixiの「言語学」コミュに「バカボンのパパ」というタイトルのアンケート募集があったので、一体何のアンケートかと興味をそそられて見たのですが、設問内容はこんなでした。
バカボンのパパはよく「反対の反対!」とかギャグで言いますが、私だけなのか、否定表現と肯定表現は対称でない気がします。
なので、以下から日常的文脈でOKなものだけを選択してください
「反対」という名詞を「否定表現」と呼んでいるのかなあとか、最近増えてきた接続詞としての「なので」が何だか許し難いなあ、などと思いつつも、アンケートの選択項目を見てみたら、
以下よりひとつ選択してください
・賛成の賛成
・賛成の反対
・反対の賛成
・反対の反対
バカじゃないの! ちなみに、回答一覧を見たら、
賛成の賛成:1人
賛成の反対:16人
反対の賛成:2人
反対の反対:5人
これって単にバカボンのパパの台詞として一番有名なのが「賛成の反対」だからなんでしょうね。答える方も答える方です。こんなアンケート取って、もしそれで卒論やレポートを書くようなら、そんな学生を卒業させるような大学は廃止したほうがいいです。