カルカッシの25の練習曲

今まで使っていた教本が終わって「カルカッシの25の練習曲」(小原安生、小原聖子監修、ギタルラ社)という教本に移行したのですが、その序文にこんなことが書いてあります。

  • この曲集は25曲あるが必ず順を追って進んで頂きたい。何故ならばこれは25で一曲になっているものであって、各々の調はすべて関係のあるものばかりである。全25曲を暗譜で正しく演奏出来るようになった時、はじめて一応の完成と考えられるから、一曲や二曲、ひけるという不徹底な練習方法は望ましくない。
  • 練習曲というものは、『その曲』を使って要求される技術を学び、完成させるものであるから一生、くりかえしつつ学ぶものである。練習曲に終了ということはない。

一生! なんだか空手みたいで燃える。