4:00まで入店不可

先日行った漫画喫茶&ネットカフェの利用規約に、こんな文章がありました。

当店ご利用について
・小学生(   〜12歳)18:00迄
・中学生(13歳〜15歳)20:00迄
・高校生(16歳〜18歳)22:00迄
上記対象者は4:00まで入店不可です。

一瞬「子供は4:00からしか入店できない?」と思ったのですが、書いた人の意図は「4:00まで利用する、ということはできない」なんでしょうね(4:00閉店なので)。僕は「4:00まで入店不可」という文をそういう意味には取れないのですが、これは日本語話者のあるサブグループの中で文法変化が起こっていて、彼らに取ってはそういう意味に取れるということなのか、それとも書いた本人も冷静に読み直せば変だと感じるのか、どちらなんでしょうか。

まあ、そもそも「入店」という言葉は「店に入る」という意味であって「店に入った状態で居る」という意味ではなかろうと思うので、二重三重にねじれている可能性があります。その要因を取りのけて、たとえば
「上記対象者は4:00まで利用不可です」
としたら、「4:00まで利用する、ということはできない」という意味に取れますか?僕はこれでもやはり「4:00になるまで、利用できない」という意味にしか取れないのですが。

でも「4:00まで入店」のイントネーションを変えて一語扱いすればいけるかも。