ワクチンとネズミの脳

Q5  日本脳炎ワクチンとはどんなワクチンですか?
A5  現行の日本脳炎ワクチンは、日本脳炎ウイルスを感染させたマウス脳の中でウイルスを増殖させ、高度に精製し、ホルマリン等で不活化(毒性をなくすこと)したものです。
 ワクチンの精製度は極めて高いのですが、極めて微量ながら脳組織成分が残存する可能性や、不純物が混入する可能性が完全に否定できるものではありません。一般的な副反応としては、発熱、注射部位の腫れや痛みがみられます。
 また、きわめてまれに強いアレルギー反応がおこることがあります。
(中略)
Q1 0 定期予防接種として、日本脳炎ワクチンの積極的な勧奨を差し控えた理由はなんですか?
A1 0 マウスの脳を用いた現在の日本脳炎ワクチンとそれを接種した後の重症ADEM発生との因果関係があるとの判断が下されたことから、現時点ではより慎重を期するため、定期予防接種として現行の日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨は行わないよう、各市町村に対し勧告を行ったものです。

ワクチンはネズミの脳から作る、という噂を聞いたので調べてみました。日本脳炎ワクチンだけなのでしょうか。