ドラえもん最終回

http://csx.jp/~vaiosqare/doraemon/01.html

http://d.hatena.ne.jp/su1/20051221/p1 へのコメントで上記URL*1が紹介されていたのですが、読んで思わず泣いてしまいました。泣いたのは、ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」で、セオデン王が兜を被るシーン以来になります。どうも「大切なものを守るための決意」に対して泣くようなのですが、最近の号泣系作品と一線を画しているのは「何を大切なものと考えるか」「どう大切なものとして描くか」の質かもしれません。

藤子F先生の作品は世間的には九割方誤解されていると思いますが、変ドラを初めとして、この最終回のように、Fスピリットを真正面から受け止めている人達がいるのは素晴らしいことです。この「一割の理解者」を得られるかどうかが、芸術家の生きる意味だと言っても過言ではないと思います。

*1:元は同人誌のようで、上記URLは http://sqare.cscblog.jp/content/0000001619.html で紹介された際のファイル置き場のようです。アクセス数が上がっているようなので、紹介元サイトさんも言っているように、同人誌のほうを買ってあげるべきかもしれません。