「旅の仲間」「二つの塔」スペシャル・エクステンデッド・エディション

昨日の自分の日記に触発されて、今日DVDの中から何場面か、RPG的なシーンを選んで見ました。モリア坑道の、バーリンの墓前での戦い、ボロミア対ウルク・ハイ、ワーグとの戦い、ヘルム峡谷の戦い、等。
しばらくぶりに見ると、「演技組」と「顔組」の芝居がえらく分離してみえて不思議な感じがしました。特にボロミアとサムは台詞中のちょっとした息の「漏らし」とか目つきとかだけで色んな情報を語っていて凄いですね。
あと、この映画は「観て終わり」な映画ではなく、上記のようなシーンを何度でも再生産するシステムであるところのRPGを持ち出して、セッションになだれ込んでこそ、最後まで楽しんだと言えるのかもしれません。とかいってもD&D草創期の熱を知らない人には意味不明なんだろうなと思いますが。「RPGって、あのロードス島戦記とかのRPG?」みたいな。