“破壊王”橋本真也死去

ka-lei-do-scope2005-07-11

プロレスファンであれば橋本真也に思い入れがないはずもなく、訃報には少なからず衝撃を受けています。当然のように復帰するものとばかり思っていました。

ただ、これからは、特に我々以下の世代では「40代で死ぬ」という例が割と当たり前になっていくのではないか、と予想しています。みんなが何となく自分の親の年齢くらいまでは生きられると根拠もなく思っていて、無意識にそれを前提にした人生を思い描いているわけですが、昨今の食事・環境の変化に人間の身体の仕組みがついて行けないことは、徐々に科学的に明らかにされてきています。

幸いにして、その問題については20年に亘るキャリアがあり、今持っている栄養と運動の理論で、自分のごく身の回りにいる人については、そのような早すぎる死を回避させられる可能性があります。まだまだ勉強や試行錯誤の余地はあるけれども、成果は確実に出てきていると感じています。

しかし、まだまだ「自分は健康だから関係ない」と言う人の如何に多いことか。今、普通に暮らしていて、健康なはずがありません。「健康だと思いこんでいる」のと「健康である」のとは違うのです。一緒に真剣に考えなければいけない時代に差し掛かっているのに、健康の話題を避けたがる人の如何に多いことか。これからは、何をやるにしても、健康の問題を考えた上でやらなければ、成り立たないと思うのです。自分の健康だけでなく、家族の健康、友人の健康、そして国全体の健康を考えていかなければなりません。ましてや煙草なんて吸っている場合ではないはずです。